
リハビリテーションは、膝や腰、肩などの痛みや動かしにくさを改善し、日常生活をより楽に送れるようにすることを目的に行います。
また、手術後の回復や、転倒を防ぐための身体づくりにも有効です。
週1回程度の通院を基本とし、ご自宅で行う自主トレーニングをあわせて指導します。
通院時には身体の状態を確認し、その時の症状や回復状況に応じて、運動内容の調整を行っていきます。
整形外科の治療では、薬や注射だけでなく、身体を動かし、機能を整えるリハビリテーション(理学療法・作業療法)が重要です。
理学療法士・作業療法士が、一人ひとりの状態に合わせたリハビリテーションを行い、困っている症状の改善を目指します。
さらに、温熱などの物理療法機器を用いた治療を組み合わせることで、患部を温めたり全身の緊張を和らげ、リハビリテーションの効果を高めます。
リハビリテーションの予約
理学療法・作業療法は予約制で行っております。
原則として、リハビリテーション終了時に次回の予約をお取りします。
ご都合により後日予約を希望される場合は、電話での予約も可能です。
(リハビリテーション直通番号:046-874-6385)
やむを得ずリハビリテーションをキャンセルされる場合は、事前に電話でのご連絡をお願いします。
現在、リハビリテーションを希望される患者さんが増えており、予約が取りにくい状況となっています。
キャンセルのご連絡をいただくことで、他の患者さんをご案内することができますので、ご理解とご協力をお願いいたします。
なお、物理療法のみをご利用の場合は予約不要です。
診療時間内に来院していただければ、順番にご案内します。
理学療法と作業療法

理学療法

理学療法では、頚・腰・膝などが痛い、関節の動きが悪い、筋力が低下している、歩きにくいといった症状に対して、身体の状態を確認しながらリハビリテーションを行います。
検査や評価の結果をもとに、一人ひとりの状態に合わせた治療計画を立て、無理のない範囲で運動や動作練習を進めていきます。
また、日常生活での姿勢や動作、生活習慣が、関節や筋肉に負担をかけて痛みにつながっている場合には、普段の動き方や生活上の注意点についての指導も行います。
リハビリテーションを安全かつ効果的に行うため、動きやすい服装での来院をお願いします。
作業療法

作業療法では、手・指・肘のけがや病気(手外科疾患)を中心にリハビリテーションを行っています。
手・指・肘の骨折、手指の動かしにくさ(拘縮)、母指CM関節症、腱損傷などが対象となります。
これらの症状に対して、関節の動き、力の入り方、日常生活での使い方を確認しながら、状態に応じたリハビリテーションを行います。
また、必要に応じて装具の作製を行います。
手のリハビリテーション(ハンドセラピー)では、細かな動きや感覚の回復が重要となります。
そのため、手の構造や症状を十分に理解したうえでリハビリテーションを進めます。
医師と作業療法士が連携し、治療方針を共有したうえで、安全に配慮しながら一人ひとりの状態に合わせたリハビリテーションを行います。
リハビリテーションの流れ
1 状態の確認

初回のリハビリは、通常40分お時間をいただきます (予約状況によっては初回20分になることもあります)。
医師のリハビリオーダーをもとに、患者さんのお話を詳しく聞き、これまでの経過、患者さんの状態をしっかりと把握します。
2 身体機能の評価

得られた情報を元に、身体機能の評価を行います。
筋力や関節可動域、また日常生活動作においてお困りの点や痛みが起こる動作などを調べ、患者さんごとに改善すべき要素を評価します。
3 理学療法・作業療法

医師の診断・指示と評価情報を元に、理学療法・作業療法プログラムを設定します。
身体状況に合わせ、関節可動域訓練、ストレッチ、筋力トレーニング、リラクゼーション、日常生活動作訓練、テーピングの指導、装具作製などを行っていきます。
4 自主トレーニングの指導

リハビリテーションは、当院で行う限られた時間だけではなく、自宅での自主トレーニングも大事です。
自主トレーニングの指導を行い、パンフレットをお渡しします。
身体の状態の変化に応じて、自主トレーニングのメニューも変更していきます。
5 リハビリテーションの継続

週に1-2回程度の頻度でリハビリテーションに通院していただき、症状の改善を目指していきます。
症状の改善がなかなか見られない場合は、担当医と話し合い施術方法を再検討いたします。
担当医と理学療法士・作業療法士は定期的にカンファレンスを行い、情報を常に交換しています。
物理療法
マイクロ波治療器

電磁波を照射することにより、血行が改善、筋肉が弛緩し、疼痛を緩和します。湿布、カイロを貼っているとやけどをすることがあるので外していただきます。携帯電話や時計は破損することがありますので、機械に近づけないでください。
干渉電流型低周波治療器

周波数の異なる電流を体に流すと、それらが体の深部でぶつかりあい、低周波の刺激が発生します。この刺激により局所の末梢循環を改善し、疼痛を緩和します。
上肢用バイブラバス

約40℃のお湯の中で、気泡が上肢を刺激します。温熱効果による血流の改善および気泡のマッサージ効果による鎮痛が得られます。皮膚に傷があるときは、傷が治るまで使用できません。
ホットパック

約80℃のお湯であたためたパックを患部にあて、組織を温めることにより、血流が改善し、筋肉の緊張や関節のこわばりが緩和され、痛みが改善します。
ウォーターベッド

全身を水の力でマッサージすることにより、肩こりや腰痛などが改善します。リラクゼーション効果もあり、全身の不調を感じている患者さんには特に効果があります。
※ 以下の項目に当てはまる人は、物理療法を施行できない場合があります。
□ ペースメーカーが入っている人
□ 体の中に金属が入っている人
□ 妊娠中の人
□ 治療部位に皮膚疾患、傷、刺青がある人
万が一治療中や治療後に異常を感じた場合は、すぐにお申し出ください。
